進路状況

留学生支援センター、留学生支援委員会、キャリアサポートセンターが協力して、留学生のキャリア形成を支援しています。

職業に関する知識や技能を身に付けるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力を養います。1年次は留学生と日本人に分かれ、留学生は日本語能力を磨き、日本社会に関する知識や考え方を学びます。2年次からは日本人学生とともに、日本の社会や政治、地域産業などについて学び、論理的思考力や幅広い知識をつけます。

3年次からは、就職活動の本番に備えた具体的な準備と、より実践的な就職活動の能力を得られる講座として、「留学生のための就職ガイダンス」を行っています。留学生が日本で就職するためには、日本の就職活動スケジュールを理解し、事前に準備を進めることが大切です。外部からの専門の講師を招き、いつ何をすればいいのかという就職活動スケジュールや自己分析、企業・業界研究、履歴書作成や面接の仕方などを学びます。加えて、キャリアサポートセンターでは模擬面接や履歴書添削も行っています。留学生支援センターでは、在留資格の変更についてのガイダンスも実施しています。

インターンシップとは、在学中に自分の専門分野や将来のキャリアに関連した分野で就業体験を行うことです。四日市大学では、すべての学部でインターンシップを単位認定しています。約2週間、研修プログラムに従って、企業の職場で実際に仕事をします。アルバイトとは異なる視点で、実社会の厳しさや仕事のやりがいを実感できる現場での体験は、自分の職業適性やキャリアプランを真剣に考える大きな機会となります。

卒業後は就職するということだけではなく、より専門的な知識を修得するために大学院進学という選択もあります。大学院に進学するためには、研究科ごとに条件や準備が必要になります。そのため、進学にあたっては、ゼミ担当教員を中心に個別にサポートします。